『それでも脳はたくらむ 茂木健一郎』
この不況を乗り越えるには思い切った政策が必要ではないの?!
「農業支援(自給自足支援)」「給与を下げると共に物価も下げる」「個人において1億円までの貯金は認めるが、それ以上の使い切れない貯金は国が徴収して、国民に還元させる※世界規模で行えば不可能ではない」etc
お金が有限なものであるなら、必要以上の貯金は悪になるだろう・・・。
《読書》 それでも脳はたくらむ 茂木健一郎
それでも脳はたくらむ (中公新書ラクレ)
それでも脳はたくらむ (中公新書ラクレ)
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脳を駆動するのは「意欲」だ。
正解のないところに新たな正解をつくる。これこそが、生物の進化の過程で繰り返し行われてきたことである。
脳は確かに意欲に導かれて変化する。脳の回路全体の指揮者役と言えば前頭葉だが、中でも自我の中枢である前頭前野は、その時々の欲望に従って様々な脳回路の活動を上げたり下げたりする。
だからこそ、音楽家を目指す者の脳は、次第に音楽家の脳になっていく。数学者の脳、文豪の脳、職人の脳。それぞれの脳が、生まれつきユニークな特徴を持っているわけではない。意欲を持って日々を過ごしているうちに、少しずつ変化して個性を開花させていくのである。
人生において一番難しいのは、実は意欲を持つ事である。
受験勉強も、頭を使うこと自体がよろこびであるという境地に達すれば、怖いものは何もない。
大脳皮質の前頭葉の中にある新奇性を検出する回路や、自らが置かれた文脈を感知し、それに合わせた活動を生み出す前頭眼窩皮質の性質からして、呆然とするほど新しいことに挑戦することが脳に良いことはわかっている。
脳の基本は「自発性」である。他人にとやかく言われなくても、自ら進んでやる。
教育に管理というのは、根本的になじまない。脳の自発性を、管理を通して育て伸ばすことはできないからである。
夜眠っている間にも、脳は活動を続け、昼間のうちに神経回路に蓄積された体験が整理されていくというのが最近の脳科学の考え方である。
近年、脳の仕組みが明らかになるにつれて、「創造性」は脳の「記憶」のシステムと深く関係しているらしいということがわかってきた。「何かを生み出す」プロセスは、「思い出す」という脳の働きに支えられているのである。
とりわけ、あるものが生み出された「起源」にさかのぼることが、新たな創造へ向かうための有力な方法論となる。
目の前に立ちはだかる課題が不安を与えるならば、その課題そのものの中に逃げ込んでしまえばよい。課題と自分が一体になることで、迷いは消え、実力も上がって一石二鳥の効果が得られる。
下線を引いている文章は私が感銘を受けて本書より抜粋したものです。
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